フォークリフトのタイヤサイズ確認方法|「5.00-8」などサイズ表記の読み方も解説
フォークリフトのタイヤ交換を検討したとき、最初につまずきやすいのが「今ついているタイヤのサイズが分からない」という問題です。
この記事ではタイヤサイズの確認方法と、「7.00-12-12PR」のようなサイズ表記の読み方を、現場ですぐ使える形で解説します。
フォークリフトのタイヤサイズを確認する3つの方法
タイヤサイズを調べる方法は大きく3つあります。上から順に試すのが確実です。
1. タイヤ側面の刻印を読む
もっとも早いのは、現在装着されているタイヤの側面(サイドウォール)に刻印された文字を読む方法です。
「7.00-12-12PR」「28×9-15」といった数字の並びが、そのままタイヤサイズを示しています。
汚れで読めない場合は、ウエスで拭き取るか、斜めから光を当てると刻印が浮かび上がります。

2. 機体の銘板(ネームプレート)から型式を確認する
タイヤが摩耗して刻印が消えている場合は、機体の銘板でメーカー名・型式・機番を確認します。
銘板は運転席まわりやマスト付近に貼られていることが多く、ここで型式が分かればメーカー資料から純正タイヤサイズを特定できます。

3. 取扱説明書・カタログで照合する
型式が分かったら、取扱説明書やカタログの仕様表でタイヤサイズを照合します。
同じ型式でも、仕様やオプションによって前輪・後輪のサイズが異なる場合があるため、機番まで含めて確認するのが安全です。
タイヤサイズ表記の読み方
フォークリフトのタイヤ表記は、タイヤの種類によって数字の意味が変わります。
空気入りタイヤ・ノーパンクタイヤの表記
もっとも多いのが「7.00-12-12PR」のような表記です。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| 7.00 | タイヤの断面幅(インチ) |
| 12 | リム径=ホイールの径(インチ) |
| 12PR | プライレーティング(強度の目安) |
「250-15」のように断面幅がミリメートルで表記されるケースもあり、この場合は断面幅250mm・リム径15インチを意味します。
また「28×9-15」のように外径から始まる3桁表記では、外径28インチ・断面幅9インチ・リム径15インチとなります。
「21×8-9」や「18×7-8」といったサイズは扁平タイヤと呼ばれる種類で、「外径(高さ)を低く抑えながら、トレッド幅(床に接地する幅)を広くした」タイヤのことです。
クッションタイヤ(プレスオンタイヤ)の表記
ホイールに圧入して使うクッションタイヤは、「21×8×15」のように「×」で3つの数字をつなぐ表記です。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| 21 | 外径(インチ) |
| 8 | タイヤ幅(インチ) |
| 15 | 内径=バンド径(インチ) |
3つ目の数字がリム径ではなく圧入する内径である点が、空気入りタイヤとの大きな違いです。
プライレーティング(PR)の意味
「12PR」「14PR」といったPR値は、タイヤがどれだけの荷重に耐えられるかを示す強度の指標です。
数字が大きいほど高荷重に対応しますが純正より低いPR値のタイヤを選ぶと荷重不足になるため、同等以上を基準に選定します。

サイズを確認するときの注意点
表記が読み取れても、そのまま発注すると合わないことがあります。次の点を確認してください。
- 前輪(駆動輪)と後輪(操舵輪)でサイズが異なるのが一般的で、それぞれ確認が必要
- 同じサイズでも空気入り・ノーパンク・クッションでは互換性がなく、ホイールごと交換になる場合がある
- リム幅が合っていないと、タイヤサイズが同じでも装着できない
- 過去にサイズ変更されている中古機では、銘板の情報と実物が一致しないことがある
判断に迷うときはタイヤ側面の刻印と機体の銘板を写真に撮っておくと、問い合わせがスムーズに進みます。
GMWで取り扱うタイヤサイズ一覧
弊社ではフォークリフト用ノーパンクタイヤ「SAMSON TYRE」「EXMILE TYRE」を販売しております。
海外産タイヤで最大4割のコスト削減が可能で、長寿命かつ乗り心地の良さでご好評をいただいております。
弊社で取り扱うフォークリフト用タイヤのサイズと、適合するリム径・対応カラーは下記のとおりです。
| タイヤサイズ | 適合リム | 黒 | 白 | 緑 |
|---|---|---|---|---|
| 4.00-8 | 3.00D | 〇 | - | - |
| 5.00-8 | 3.00D | 〇 | 〇 | 〇 |
| 6.00-9 | 4.00E | 〇 | 〇 | 〇 |
| 6.50-10 | 5.00F | 〇 | 〇 | 〇 |
| 7.00-12 | 5.00S | 〇 | 〇 | 〇 |
| 6.00-15 | 4.50E | 〇 | 〇 | 〇 |
| 15×4.5-8 | 3.00D | 〇 | 〇 | - |
| 16×6-8 | 4.33R | 〇 | 〇 | 〇 |
| 18×7-8 | 4.33R | 〇 | 〇 | 〇 |
| 21×8-9 | 6.00E | 〇 | 〇 | 〇 |
| 23×9-10 | 6.50F | 〇 | 〇 | 〇 |
| 28×9-15 | 7.00 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 250-15 | 7.00 | 〇 | 〇 | - |
| 300-15 | 8.00 | 〇 | 〇 | - |
| 8.25-15 | 6.50 | 〇 | - | - |
| 8.25-20 | 7.00 | 〇 | - | - |
| 9.00-20 | 7.00 | 〇 | - | - |
| 11.00-20 | 8.00 | 〇 | - | - |
| 12.00-20 | 8.50 | 〇 | - | - |
| 12.00-24 | 8.50 | 〇 | - | - |
| 14.00-24 | 10.00 | 〇 | - | - |
リム径欄の見方
リム径欄の「5.00S」「4.33R」といった表記は、そのタイヤに適合するホイールの呼びを示しています。
数字はリム幅(インチ)、アルファベットはリムフランジの形状を示す記号で、タイヤサイズが同じでもリムが合わなければ装着できないため、あわせて確認が必要です。
カラー(黒・白・緑)の選び方
黒はもっとも一般的なタイヤで、屋内外を問わず幅広い現場で使われています。
白と緑は床面に黒い擦り跡が残りにくいノンマーキング仕様で、食品工場やクリーンルーム、白い床材を使った物流センターなど、床の汚れを避けたい現場に向いています。
上表のとおりカラーごとに対応サイズが異なるため、まずは装着中のタイヤサイズを確認したうえで選定してください。

まとめ
フォークリフトのタイヤサイズは、タイヤ側面の刻印を読むのが基本で、読めなければ機体の銘板から型式をたどるという流れが確実です。
表記の読み方さえ押さえておけば、空気入り・ノーパンク・クッションのいずれでも、必要なサイズを正しく伝えられます。
タイヤサイズの特定や交換品の選定でお困りの場合は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。